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お菓子のまるしげ様の新商品プロデュースの事例紹介

岡村匡倫
Posted by 岡村匡倫 on Oct 22, 2021 11:35:08 AM

 

昨年、お菓子のまるしげ様が新しいお菓子をリリースされるにあたり、弊社がブランドプロデュースと、デビュープロモーションを、お手伝いさせて頂きました。とても美味しく、可愛らしいお菓子なので、ご紹介も兼ねて、記事として掲載させて頂きます。

 

クライアント( お菓子のまるしげ、山田享史 常務)インタビュー

>山田常務様、いつもありがとうございます。

>今回、TEMAHIMAN(テマヒマン)とfufu(ふふ)という、二つの商品をリリースされました。

>このふたつのお菓子が、どういう商品か、教えて頂けますでしょうか?

 

TEMAHIMAN(テマヒマン)について

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岡村さん、こちらこそ、いつもありがとうございます。

まず、TEMAHIMAN(テマヒマン)は、菓子職人の自分史上最高傑作と自負できる商品を加えていくブランドになります。

 

file_001の ”アーモンドバー” は以前から取引のある製造メーカーの専務との出会いに始まります。

当時、私は商品開発初心者でした。その専務とお話をしていて、その菓子作りへの熱い想いや製造技術を発見することができ、本能的に「いつかこの専務と商品開発をしよう」と決意したことを、今でも思い出します。そして、2019年、いよいよ、専務の開発された商品で、新しい菓子ブランドを立ち上げることとなりました。

 

file_001の”アーモンドバー”ですが、具体的にはアーモンド、ココナッツチャンク、パンプキンシード、クランベリーを糖蜜で固め、バー状にカットした菓子になります。長さを"8センチ"にこだわったのは、贅沢にそれぞれの原材料を味わってもらいたいと思ったからです。また糖蜜の量は多すぎると固くなりすぎるので、過剰にならないように調整しました。クランベリーの酸味がアクセントになっており、自信の菓子となりました。

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TEMAHIMANのパッケージには職人のイラストと製造上使われている器具をあしらっています。菓子職人のイラストのモデルは今回の専務となっており、売場に商品が陳列されており、それを専務が見て喜んで頂ければ、私も開発者として嬉しい限りです。

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※ TEMAHIMAN商品紹介ページ(公式)

   →https://www.marushige.co.jp/temahiman/

 

今後も、多くの菓子職人と出会い、fileも、イラストも、増やしていきたいと思います。

 

 

fufuについて

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fufuを創ろう、と思ったキッカケは、弊社が運営している「お菓子のまるしげ」店舗を巡回していて、コロナ禍ということもあり、スタッフに元気がないように感じたことにあります。

本来、お菓子というものは、人を笑顔にするものだと思います。そのお菓子の専門店である「まるしげのスタッフ」に笑顔がなくては成り立たないと感じ、「スタッフを笑顔にしたい」と思いました。

 

実は、バレンタインの時期のみ限定販売していた”ヘーゼルモカ”という商品があります。この商品を定番菓子として、取り扱えないかと、以前から考えていました。しかし、手作りの要素が多く、大量生産できない課題がありました。安定供給ができないと拡販のタイミングで、販売先様にご迷惑をかける可能性があります。そのため、工場長に私の想いを込めて、製造方法を検討してもらった結果、なんとか安定して一定数量を製造できることとなりました。

 

fufuは、小粒グミの周りにヘーゼルナッツ風味のモカチョコを何層にもコーティングしたチョコレートになります。「fufu(フフッ)と笑顔に」「fufu(ふぅふぅ)と息を吹き込んで商品を大きく育てる」という2つの想いを込めて、fufuというブランド名となりました。

 

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※ fufu商品紹介ページ(公式)

   →https://www.marushige.co.jp/fufu/tororin/

 

>素敵なお話をありがとうございます。

>良いお菓子を通して、関わる人を全員幸せにしたい、という、山田さんのお気持ちを、強く感じました!

>ところで、商品のパッケージデザインに込められた"想い"、"世界感"、"モチーフ"などを、教えて頂くことはできますでしょうか。

 

TEMAHIMANに関しては、さきほど、熱い想いを込めすぎていて、話してしまいましたね笑。

fufuのデザインですが、メインターゲットを20代後半のOL、サブターゲットを「自分はまだまだイケてる」と思っている50代男性、と定めています(笑)

イラストは、森に潜む風船を持った動物たちになっています。日本全国に存在する"とっておきのお菓子"を持った動物たちが戻ってくる場所が「お菓子のまるしげ」であったり、各売場というストーリーです。第1弾はピンクのくま、ですが、第2弾以降も、できるだけ早く開発して、動物を増やして、にぎやかにしていきたいと思います。

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>わたしも「まだまだイケている」と考えている40代の男性なので、ターゲットに入れそうですね笑。

>ところで、今回、デビューにあたって、クラウドファンディングを応募されました。

>そのきっかけ、理由、思いなどを、教えて頂くことはできますでしょうか?

 

いずれのブランドにしても、考えていることは"コアなファンづくり"です。お話してきましたように、それぞれ強い想いを込めて作ったブランドなので、その想いを伝えやすい手段としてクラウドファンディングが合っているのではないか、と思いました。

クラウドファンディングは、作り手の想いや製造方法など画像も添えて出来上がっていますので、そのブランドと商品の「説明書」のような情報を発信することができます。初めての方でも、そのページを見れば、ブランドと商品の想い、こだわりを理解して頂きやすいのではないかと考えています。

早く次の商品を開発して、支援者の方と距離を縮めていきたいですね。

 

>なるほど、ご参加いただいた方に、繋がりと思い入れを感じて頂くことで、

>より広い、より深い世界観を、共有できますね。わたしも、ワクワクします!

>ところで、クラウドファンディングの結果はいかがでしたでしょうか?

 

クラウドファンディングは初めての挑戦だったので、スタート時、結果を全く予想できませんでしたが、fufuは目標額を大きく超える36万円ほどの応募が集まり、さらに、TEMAHIMANは100万円以上の応募が集まりました。驚きしかありませんでした。

fufu、TEMAHIMAN、いずれも、皆さんが次の商品を待たれていると思うので、まだリリースできていないことを、申し訳なく感じております。とはいえ、支援者の方を裏切らないためには、まず、良い商品を開発しなければなりませんので、ここは妥協はせず、じっくり取り組んでいきます。

 

>クラウドファンディングのご成功、本当に良かったですね!

>関わらせて頂いた私たちも、本当に嬉しかったです。

>募集にあたっては、気を遣われたことを、教えて頂けますでしょうか。

まずはクラウドファンディングへの挑戦を知ってもらわなければいけませんので、ニュースリリースやインスタグラムへの広告掲出を実施しました。次のクラウドファンディング以降も、その商品のTOPICSを継続的に情報発信していきたいと思っています。

 

>なるほど、繋がりを維持するためにも、情報発信が大切ということですね。

>商品デビュー後の、お客様のご反応はいかがでしょうか?

 

お菓子自体、パッケージなど、全てについて妥協せず進めて作りましたので、総じて好評だと感じています。

今年(2021年)は、MBS「ちちんぷいぷい」に取り上げられ、15分ほど放送され紹介されました。そして、同じくMBS「せやねん」でも取材申し込みがあり、吉本興業の「かつみさゆり」さんが来られました。いずれも私が対応させて頂き、短期間で続けて2回テレビに私も含めて露出されることとなりました(笑)。テレビ放映直後は店舗や通販に影響があり、まだまだテレビの影響力は大きいなと感じました。

また、TEMAHIMANは、プロゴルファーの上田桃子選手のインスタグラムにも投稿して頂きました!

 

>私もプレゼント、差し入れで使わせて頂くことがありますが、

>半分、自画自賛となりますが、見た目も可愛く、お渡しした際にも喜んで頂けますし、

>いずれも、独特の食感で、本当に美味しいので、大変好評です。

>ところで、どちらで、購入することができるのでしょうか?

 

「お菓子のまるしげ」の、ほとんどの店舗で取り扱っております。

また、新大阪駅や伊丹空港などの、主要な土産店舗でも、お取り扱いがございます。

東京ですと、有楽町にある大阪のアンテナショップ「大阪百貨店」で取り扱いがございます。

 

※ こちらの楽天オンラインショップでも、お買い求めいただけます

  ・TEMAHIMAN(テマヒマン)

    →https://item.rakuten.co.jp/marushige-sweets/c/0000000102/

 

  ・fufu(ふふ)

    →https://item.rakuten.co.jp/marushige-sweets/c/0000000113/

 

>これからも、より多くの方に、TEMAHIMANと、fufuを手に取って頂きたいですね。

>本当に、ステキなお仕事に関わらせて頂いたことを、心より感謝しております。

>アーモンドバー、ヘーゼルナッツチョコに続く新商品も、楽しみにております。

 

今後も、テレビに取り上げてもらえるような想いを込めた商品をデビューさせていきたいので、岡村印刷さんにも、引き続き、ご協力をお願いできればと思います。今後とも、よろしくお願いします。

 

製作者インタビュー

>窓口をご担当頂いた大阪営業2部の高塚さんと、当プロジェクトにご協力頂いた株式会社doushiの清水さんに

>お話をお伺いしたいと思います。

>今回、商品ブランドを制作されるにあたってのお話をお聞かせください。

 

(清水さん)

ブランドづくりに一番重要なことは、クライアント様が「なぜブランドを創りたいという欲求が生まれたのか?」という、そこにいたるまでの気づきや、想いの発掘だと考えていますTEMAHIMANも、fufuも、制作するにあたって、山田様へのインタビューを行い、隠れた気づきや想いを見える化するステップを、もっとも大切に進めました。

 

インタビューから見えてきたこと。それは、山田様の「美味しいお菓子を作っているのに、評価いただけないお菓子職人さん」や「美味しいお菓子を作る技術があるのに、それを活かす場がないお菓子職人さん」と向き合い、語り合うたびに感じてきた、山田様の「なんで、思いっきり活躍できる環境がないんだ!」という‟苦しみ“‟悲しみ“です。

その‟苦しみ“‟悲しみ“は、山田様だから感じることができた感情です。その感情をベースにしたブランドのコンセプトを立案することで、他にはない唯一無二のコンセプトを持ったブランドを作ることができたと思っています。

 

>クラウドファンディングの記事を作成するにあたり、大切にされた点は、どのようなところでしょうか?

 

(清水さん)

クラウドファンディングの記事でも、山田様の‟苦しみ“‟悲しみ”をストレートに世間に訴えることから、ストーリーを展開していくことを大切にしました。

クラウドファンディングに集まっている人たちの特性を考えた場合、完成された商品の機能的価値の紹介はファンづくりに寄与しません。その商品ブランドが完成するまでの背景に共感してもらうことが、ファンを作り、支援を増やすことに繋がります。

 

その甲斐あって、群馬県の百貨店から、クラウドファンディングの記事を読んだことをキッカケに「催事に出店して欲しい」との連絡が、山田様の下に入ったと聞きました。百貨店のバイヤーさんがファンになってくれたのです。このような成功実績を、クライアント企業さんに作っていただくことができ、本当に嬉しく思っています。

 

>今回、学ばれたことを、ご共有頂けますでしょうか?

(高塚さん)

最初に山田様から新商品開発のお話しを頂戴した際、「前向きで熱い思いを持たれた方だなあ」という印象でした。そして、山田様の想いを、ぜひとも一緒に実現したい、と感じました。

とは言え、新ブランドを立ち上げ、商品を発売するという代理店のような役割を果たすことができるのか不安でしかありませんでした。しかし、山田様の想いを中心に、携わった皆のベクトルを合わせることで、本当に素晴らしいブランディングができたと思います。

その中で、製造者や販売者の思いを汲み取り、店頭展示やパッケージなどの形に変え、どのように宣伝して認知度をUPさせるかという手法を学ぶことができました。また、いくら素晴らしい商品を、広く知って頂くためにも、商品情報のリリースが、とても大切だということも、学べたように思います。

 

>今後、山田様と挑戦してみたいことはありますか?

(高塚さん)

TEMAHIMANとfufuについて、第二弾のお菓子を準備中とのお話をお聞きしております。ブランドの足場を固めながら、新商品をシリーズ化していきたいと考えております。

ところで、山田様は、いつかは新コンセプトのオリジナル店舗を立ち上げたいと、おっしゃっています。近い将来、わたしたちも、そのお手伝いができれば最高ですね。

山田様は、ブランディングに携わるメンバーを業者としてではなく、同じチームメンバーとして、接して下さいます。そのチームとして、同じ思いを持ち続けることができれば、夢は必ず叶うと信じています。

まとめ

お菓子業界に限らず、あらゆる商品分野において、毎年、数多くの新商品がリリースされています。そして、生き残ることができる商品は、ほんのごく一部です。製品間の激しい競争による、厳しい淘汰の波が押し寄せる中、商品のライフサイクルは、どんどん短くなりつつあります。

今回のプロジェクトを通して、お客様との共感を通して、繋がりを築き、世界観を共有する大切さを、改めて感じました。また、お客様との約束を守り、信頼を築き、共感を生み出すためには、プロモーションやSNSでの情報発信だけではなく、なによりも、素晴らしい商品を生み出すための努力、こだわり、想いの大切さを、学ばせて頂いたように思います。

 

共感、繋がり、ファンマーケティング、ブランディングといったことに、ご興味のある方は、ぜひ、こちらの弊社お問い合わせぺージから、ご連絡ください。

 

Topics: マーケティング, 事例紹介