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印刷について、発信しています。

コロナ禍において印刷会社ができること

岡村匡倫
Posted by 岡村匡倫 on Jul 22, 2022 11:57:16 AM

 

コロナウィルスの感染拡大を受けて始まった経済活動の自粛に、

多くの企業と消費者が、多大な影響を受けています。

 

2020年5月25日をもって、首都圏を含む緊急事態宣言はいったん解除され、

経済活動の再開が期待されていますが、

その後の感染者数増加などを見ると、いまだに潜在感染者がいることが想定され、

クラスター発生の原因となる、不特定多数が密集するライブ、イベント、展示会などは、

今後もしばらくは開催が難しく、年内は活動が制限されることは避けらません。

 

そのような環境において、わたしたちも、何か社会に貢献できないかと、

ここ数か月、考えてまいりました。

 

社会の課題、消費者の要望を捉えることが、事業の目的を定めることに繋がります

わたしたちが何をすべきかを考えるにあたり、

新しく生まれた「社会の課題」「消費者の要望」を考えました。

 

抗菌印刷、フェースガード

 

まず、衛生意識の高まりです。

 

武漢で感染が始まったとされるコロナウィルスは、グローバル化の影響を受け、

たった数か月で、世界中に感染が拡大しました。

今後も、コロナウィルス以外でも、同じような疫病の、世界的な感染拡大が発生することが懸念され、

消費者の抗菌、抗ウィルスの意識が高まることが予測されます。

 

そのため、弊社は、抗菌、抗ウィルスに寄与する製品の製造を開始しました。

 

まず、抗菌印刷です。

 

特殊なインク、ニス、表面加工で、印刷物に抗菌、抗ウィルスの機能をもたすことができます。

抗菌効果の付与された印刷物は、パーティション、壁紙として使用することもできます。

 

また、封筒やケースにすれば、菌が付着することを防いだり、

あるいは、菌が付着したものをしまったりすることができます。

 

 

次に、フェースガードの製造です。

 

紙を加工するための設備、技術で、フェースガードの製造を開始しました。

今まで培った、紙素材の立体物のデザインのノウハウを活かし、

飛沫を防ぐだけでなく、着用感にも優れたフェースガードを目指しています。

 

「感染拡大防止対策グッズのご紹介」はこちら

 

営業支援システムの導入支援(MA、CRM、SFA)

 

在宅勤務の増加を受け、多くの企業が、今まで通りの営業活動ができなくなっています。

 

まず、営業担当同士がオフィスで集まって情報交換することが難しくなっています。

その結果、お客様の情報共有が難しくなり、チームプレーが取れなくなり

情報が個人に集約されてしまう心配があります。

また、管理職も、オフィスにいない課員の活動を把握することは、今まで以上に難しくなります。

だからこそ、同じオフィスで集まっていなかったとしても、

営業担当間で、お客様の情報交換、活動の情報を共有できるシステムが必要ではないでしょうか。

 

経済活動の自粛で、見込み客の獲得も困難になっています。不特定多数が集まるイベント、展示会の開催ができません。

しかし、課題を抱えた見込み客は、今までと変わらず、ソリューションを求めて、情報収集を行うはずです。

そのとき、イベント、展示会がないのであれば、デジタルメディアに頼るった情報収集が増えると予測されます。

見込み客の獲得のために、今まで以上に、デジタルメディアを活用した情報発信に注力する必要があります。

しかし、デジタルメディアを活用した情報発信には、かなりの労力とスキルが求められます。

デジタルメディアでの、「効率的、効果的な情報発信」を支援するシステムが、必要ではないでしょうか。

 

また、自社サイトへの情報掲載、メールマガジンの配信は、情報提供としては効果的ですが、

一方的な情報発信では、見込み客との信頼関係の構築は、なかなか進みません。

対面営業では、営業が見込み客の意向を把握し、相手に合わせて、商談を進めることができます。

それが、見込み客との信頼関係構築に繋がり、商談を前向きに進めることになります。

デジタルメディアを活用した営業活動においても、相手に合わせた情報提供ができれば、見込み客にも喜んで頂けるはずです。

デジタルメディアでも、相手に合わせた情報発信が必要ではないでしょうか。

 

弊社は印刷物という販売促進の支援ツールの生産に関わってきました。

お客様の販売促進を、より強力に、より直接的にサポートするため、

ツールの制作だけでなく営業活動の支援も行っていきたいと考えています。

 

Hubspotは、営業活動の支援に必要な機能を、統合的に提供できるシステムです。

弊社は、Hubspotの導入支援を行っています。

 

デジタルコンテンツの制作、見込み客が流入するよう自社サイトを改善する、「コンテンツマネージメントシステム(CMS)」

自社サイトを閲覧、メールマガジンを開封する見込み客を検知し、閲覧状況に合わせた情報提供を自働化する「マーケティングオートメーション(MA)」

データベースで顧客情報の整理と共有を支援する「カスタマーリレーションシップマネージメント(CRM)」

営業活動を記録、共有、促進する「セールスフォースオートメーション(SFA)」

 

Hubspotは、単体で、それらの機能を、統合的に提供することができます。

単体で提供できるからこそ、シームレスな連携が実現されています。

コロナウィルスでも、効率的な営業を続け、売上を伸ばし続けるために、

ぜひ導入をご提案していきたいと考えています。

 

 

会社案内動画

 

緊急事態宣言発令から、Zoomを中心とした、

WEB会議システムの普及率が大きく向上しました。

 

新規営業は、オフィスに直接お伺いするのではなく、

WEB会議システムで面会するケースが、増えてくると思われます。

 

営業では、ファーストインプレッションが、特に重要です。

 

わたしたちは、印刷会社として、これまで、多くの企業の会社案内を制作させて頂き、

企業理念、ポリシーを魅力的に伝えるお手伝いをしてきましたが、

 

残念ながら、WEB会議システムの場合には、

紙媒体である会社案内を、お持ちすることはできません。

 

WEB会議システムでの新規訪問が増えることを考えると、

短めの企業紹介の動画が、活躍するシーンが増えるのではないかと考えています。

 

弊社は、関連会社に、「株式会社オレンジ」という、制作会社があり、

改めて、動画制作に注力し、みなさまのお力になっていきたいと考えています。

 

 

リモート校正システム「XMF Remote」

 

印刷物のご発注をされた方はご存じかと思いますが、印刷では、「色校正」と呼ばれるテスト刷りがあります。

印刷物の発注者が「色校正」を確認し、間違いの修正、訂正指示のための「朱字」を入れ、

印刷会社が、その指示に従って、原稿を完成に向かって近づけていくのですが、

コロナウィルスの感染拡大により、在宅勤務が増えたことで、この色校正を、お客様に届けることが、困難になってきています。

 

弊社は、XMF Remoteという、リモート環境でも色校正をやり取りすることができるシステムを導入しています。

 

色校正、そして、本番の印刷物を作るためには、ラスターイメージプロセッサー(RIP)と呼ばれるソフトが必要です。

XMF Remoteは、インターネット経由でRIPを使うことができるので、

在宅環境でも、色校正と寸分違わぬ原稿イメージを、確認することができます。

(PDFは、環境でのアウトプットが変化するため、信頼性が低く、色校正として使うには、危険が伴います)

 

さらに、XMF Remoteは、リモート環境でも、色校正に「朱書き」を入れることができます。

これで、ご担当者が在宅環境にいらっしゃっても、色校正をやり取りすることが可能になります。

 

印刷関係のご発注者で、いままでに

校正のやり取りが積み重なり、現状が把握できなくなった経験はありませんか?

修正指示をしたつもりだったが、指示を忘れ、修正漏れを起こしてしまったことはありませんか?

 

複数の確認者がいると、色校正を回覧する必要がありますが

回覧に、思った以上に時間がかかり、最後になって、納期を押してしまったことはありませんか?

回覧中に色校正を紛失した、といったトラブルはありませんでしたか?

 

コロナ禍において、それらの課題が、より大きくなっていると感じていますが

XMF Remoteを活用すれば、無理のない解決が可能になります。

 

印刷物は、数千、数万、場合によっては、数十万といった部数を製造します。

間違えた印刷物を作ると、多大な損害になるため、色校正無しに、印刷物を作ることは、危険です。

 

在宅勤務での業務改善と、色校正による事故の削減の両立のために、

リモート校正システムを、一度、使ってみませんか。

 

※ 実際に使ってみないと、勝手がつかめないと思いましたので、

  現在、無料体験キャンペーンを行っております。

 

 

アフターコロナでも、社会に貢献できる会社を目指して

 

環境によって、時代が求められるものは変わっていきます。

 

わたしたちも、環境に合わせて、適応することで、

アフターコロナで課題を抱えているお客様のお力になりたいと考えています。

 

なにかお力になれそうであれば、

なにかお困りのことがあれば、

お気兼ねなく、お問い合わせください。

 

お問い合わせはこちら

 

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